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Genmab社(デンマーク)のHUMAX-CD4という薬を菌状息肉症の患者に投与した実験結果。18人の患者に投与しそのうち10人は少なくともある程度の寛解を得られた。週に560および980mgを最高17週投与した。なお、皮膚のT細胞リンパ肉腫の75%は菌状息肉症。この実験の18人のうち14人は初期の症状で、560mg投与で2人は完全寛解、その2人を含む7人が少なくともある程度の寛解をみた。4人の進んだ段階の患者には980mgを投与し、そのうち3人はある程度の慣解をみた。9人のセザリー症候群患者にも280、560、980mgの投与を行い、一人は部分寛解、これを含む4人は複合?評価が50%下がった。安全性の議論、評価の仕方、この薬の作用(Tリンパ腫のCD4受容体に対する抗体に類似)などの記載。この薬はほかの治療ができない患者に対する使用が期待されており、本年中にもより詳細な実験が行われる予定。菌状息肉症の患者はアメリカに16,000ないし20,000人いるとみられる。以上大雑把な内容です。疑問点等、ご遠慮なくお寄せください。
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